今週のテーマ:「豊かさ」
すでにあるパワーに気づいてみる。変化。
こんにちは!
前置き抜きで、早速いってみます。
カードを開いたときに浮かんだ言葉は「すでにある自分のあれこれに気づくこと」。
これは先週のテーマ、そして今月のテーマにも通じることだと思うのですが、今朝、お布団のなかでごろごろしているときにふと、
「やりたいことがわからない、見つからないというひとは、自分にできないことや持っていないものばかりを見て、外に探しているからなんじゃないだろうか」
と思ったんです。
そう、自分にできることを見ない、できること、持っているものがあることに気づかない、
自分のなかにすでにあるもの、受け取ったもの、携えてきたそれらに価値を与えない、見ていない気がするんですね、外を判断材料にして、こんなんじゃだめだと、ちゃんと見ることも試すこともせず切り捨ててしまう。
その背後には、自分には何もないとか足りないとかできないとか、
“不足感を前提”にして自分、世界をみているんじゃないでしょうか。
つまり、外から得なければならないと。
でも、ほんとうにそうでしょうか。
そして、自分にないものが手に入ることが、豊かさというものなんでしょうか。
たとえば人間は、動物や植物を見て、なごんだり笑ったり癒されたりします。
動物や植物は、ただ存在しているだけ、動きたいように動いているだけなのに、
わたしたちはその姿から多くのものを受け取っている。
皮を、肉を、角を、種を、葉や茎や根や、骨を、羽根を、目に見えるものふれられるもの、それだけなくさまざまな思いや感情を。
いま自分にできること、誰かに還元できるものは、何もないでしょうか。
あるいは受け取ったもの、すでに自分の血肉になっているもの、
生まれたときから携えているもの、物理的なものそうでないもの、関係やあなたの声、言葉、散歩が大好きなわたしをいろいろな場所に連れていってくれるその足、関節の動き、
大好きなものを口元に運んでくれるその手、指先のしなやかさ、ほころんだ頬、それをこっそりと見て微笑んだ誰かがいるかもしれない。
何ひとつ与えられるものを持っていないひとって、存在するんでしょうか。
何よりいま存在できていること。
実はあなたがひとり存在するためには、ものすごく果てしなくたくさんのちからが関わっている。
嘘だと思うのなら、ちゃんとみてみてください。
そしてあなたも、間違いなく何かの生を支えているんです。
これはきれいごとや、美しい物語などではありません。ただの事実です。
与えられるもの、誰かの支えとなるものを持っていること。
それが、豊かさというものなのではないでしょうか。
今週は、すでにもっている、
あるいは、これまで受け取った何かについてみてみてください。
そしていま自分にできることを、ただやってみる。
もちろん、それは喜びや楽しさを感じることのみです。
自分以外の何かになろうとせず、こんなものじゃだめだなどとけして“ジャッジ”せずに、
いまできることを楽しんでみる。
その連なりが誰かや何かに届き、
新たな世界へと続いていきます。
というわけで、また。
変化を望んでいる方、状況やひとや目に見えるものではなく、
どうぞ、ご自身の “視点” を変えてみてください。
自分がギフトそのものなのだと思います😊