着ぐるみを脱ぐ〜今週のメディスン8/21〜


ちょっと涼しくなってきたかなと思ったらなんですかね今日。
もうまったくやる気がございませんという感じで、ベランダでぼーっと風に吹かれるくらいしかできません。思い切って外行ってなんか買い物とかしたらいいかなと思ったり、しかしこの暑さのなかに飛び出す気持ち皆無、熱中症常習者なのでこらえます。

と、まただらだらやってしまうので、あと1時間以内に絶対書き終えて外出決定。お酒が飲めないので自分は外ビア無理ですが、冷んやり感、味わってきたいと思います。


ではメディスン、いきますね。


◆今週のメディスン8/21〜
テーマ:自分は自分、誰かは誰か
着ぐるみを着ている自分に気づく、脱ぐ

 

自分以外の誰かになろうとしないでください。
これ、つい最近も書いた気がしますし、これまでもたびたび出てくるワードですが、
これ、ざっくり大きくわけたら2種類のタイプに分かれる気がします。

ひとつめは、自分以外の誰かにあずけてしまう、ゆだねてしまう在り方。
主にこどものころ、父母のいうことにしたがわざるを得ず、結果、自分がどうしたいのかわからなくなってしまうという方、とても多いと感じます。

自分のほんとの思いを削られる、閉じ込めるような体験を多くしているうちに、こうしたい、やってみたい、という思いを浮かんだそばから無意識に打ち消してしまうように脳が訓練されているといってもいいですが、もはやその自覚さえ失われてしまっているかもしれない。

とにかく、誰かや常識とか自分以外の考えにしたがってしまうことに抵抗を感じながらも同時にらくだと感じるような在り方。

 

もうひとつは、自分の弱さやいたらなさをみたくない、かくしてしまいたいという思い。そのために自分を自分以上にみせなくてはならない、と、これも無自覚に振る舞ってしまう、自分のパワーを証明、外に認めさせるような在り方。

と、ざっくり2つのパターンにわけただけなのでもっとこまかく複雑な側面ももちろんありますが、
ここで言いたいのは、自分を自分以下にみせるか、自分以上にみせるか、
そのちがいだけで、結局は自分というもの、その価値を自分が認めてあげない、見ない信じない、気づきたくない、どちらにしても、自分を他者にゆだねる、
つまり自分の人生の主導権を、自分以外の誰かや何かに明け渡してしまうことなんですよね。

自分以下も以上も、どちらも苦しいと思う、疲れると思う。
だって、どっちも自分じゃないんだもん、自分以外をやってるんだもん。


自分以外の自分、とりあえずちょっとおろしませんか、それ、着ぐるみ着てるのといっしょなんですよね、だから疲れる、外めっちゃ暑いし苦しい、そもそも重いですよね着ぐるみって。

そう簡単には脱げないかもしんない、けれどとりあえずそれが着ぐるみであること、
つまりほんとの自分じゃないことに気づく、まず認めてしまう、ほかの誰かに知らせなくていいからどこか建物の影、見えないところでそっと被り物だけはずしてみる、外気を感じてみる、空気を吸い込む、ひと息つく。

そんなところからはじめてみてはどうでしょう。


少しずつでいいと思うんですよ、いまならちょっと脱いでもだいじょうぶかも。
そしてやっぱり無理、となったらまた着て、また脱いで。

と繰り返していくうちに、たぶん、だんだん着るのが面倒になってきたらしめたもの。

どうぞ自分のペースで、自分以外のものを脱いで、
両手を上げて肌に風を感じて、たっぷりと新鮮な空気を吸い込んで。


というわけで、また。
夏、ほんと暑過ぎてなかなか楽しめない感じもありますが、
夜はもう虫の声がはじまりました。
残暑、楽しんでいきたいですね😊

では外、行ってきます🍉