気づきの処方箋〜メディスンの活かしかた

このブログに移ってから、とりあえず毎月&毎週メディスンを出していますが、月ごと、週ごとのつかい分けというか、こんなふうに組み合わせてみてみるといいんじゃないか、という活かしかた案を書いてみようと思います。


まず、このメディスンというのは、いわゆる占いとか、こんなことが起こりそうですよという、まるで運命のような決められた何か、予測のようなものを提示するものではないんですね。


自分がメディスンを読めるようになったのは、ネイティブアメリカンの世界観というものが、仏教とかいわゆる悟り、覚醒、そしてワンネスに通じていることが理解できたからなんです。

つまり、運命論というよりも、すでにすべてはあり、同時に何もない(「空」)、特に「できる/できない」「正しい/間違っている」という二元論で世界は成り立っているわけではないという視点で描かれているんですね。

そして、当然ながら、潜在意識とも深くかかわっています。
自分が思い込んでいること、信念体系によって現実、世界がつくられる、
つまり、ほんとうは自分の内側も外側もない、同時に自分の内側をみれば、なぜ外側でこんなことが起こっているのかがわかり、
外側をみれば、自分の内側に何が隠れているのかがわかる、ということ。


そう、わたしたちの生というものは、現実とか世界とか運命のような何かによって決められているわけではないということ(自由意志の問題はここでは置いておきます)、
そしてなんらかのできごとによって、わたしたちがほんとうの意味で、損なわれたりすることなどあり得ないということも含めて、「自己創造」というものについても教えてくれるんですね。

 

ざっくりいうとこんな感じで、もっとたくさんのことがありますが、それはメディスン自体を知って、ご自身で読んで、気づきにしたがっていったらそれこそがご自分の理解になると思います😊

 

これは、いまの自分がいったい何でできているのか、というのを知る大きな手がかりにもなります。これがいちばん大きいかな。

つまり、あれこれ悩んだりうまくいかなかったり等の自分は、いつか発生した「自分はこうである」という思い込みや、「だからこうなる」といった信念体系によってあらわれてきた “不本意であり理不尽から創造された、ともいうべき自分” であって、「本来の自分」ではないということ。

その「気づきの処方箋」だと思うんですよね(お、うまいこと言ったね!)。

 

で、ここに書いているメディスンは、集合無意識との関連、この多様すぎる世界のなかでは、白黒つけることなどできないし、
というか、そもそも白も黒も時と場所によって反転するわけで、絶対的な真実などではないじゃないですか。

けれどそのなかで、どちらかに決めたがる、決めなくてはならないという「エゴの存在」が、実はほんとはみんなOKをぶっこわし、不調和を起こさせているわけです。

 

で、そのなかでどう調和していくか、そのために自分がフォーカスすること、できることは何か。

それを月ごと、週ごとに出しているのだと、どうもそういうことのようだと、
いまこれを書きながら「なるほど」と理解したところです😊

そして個人セッションについては(いま実質お休み状態ですが)、その方ご自身という個人としての自分との調和を起点に、自分以外、自分と世界、というようにみていくわけですね。

 

さて、ようやく活用案ですが、
とりあえず、「ごはん」にたとえるといいんじゃないかと。


『今月のメディスン』が「ごはん/パン」だとして(期間が長いのでベースになるという意味で)、『今週のメディスン』は「おかず/サンドイッチなら具」、スープやお味噌汁に置き換えてもいいし。

あるいは『今月のメディスン』が「ドラム/ビート」で、『今週のメディスン』が「ギター、ベース、ピアノなどメロディを奏でる楽器や歌」。

こんな感じでどうですかね。

その他、ご自身がされているお仕事や活動の何かに置き換えてもいいかもしれません。
ベースとなっているものと、そこに共されるというか、共生していくもの。
そのときどきで、ベースのほうが強くあらわれてきたり、動きのあるものからベースとなることがみえてきたり。

 

お米をより味わうためのおかず、あるいはおかずをおいしくいただくためのお米、どちらも同じくハーモニーとしての味わいに打たれる舌鼓、
音楽でいったら好きなビートをより感じるためのピアノソロ、伝えたい思いを載せたリリック、それをより届けるための声、トラック、リズム、あるいはその逆、
また今月2週目のメディスンがフック/サビだったり、ごはんでいったら3週目のお漬物にこそ、全体をつなぐ大きな気づきがあったり。

そしてすべてのつながり、全体をみているのは自分なんですね、料理長でありコンダクター、バンマスであり運転者なわけです。

そんなふうに、全体としてご自分をみていただくといいんじゃないかと思います😊

 

そんなわけで、メディスンとは何か、を含めて書いてみました。

今月も、もうすぐ終わりですもんね、時間というものは概念であって存在はしていないとはいえ、動き、というものはありますもんね。


けれどひとつふたつ言っておくとですね、常識と信じて疑わないことって、ほんとか? って、疑ってみること、というかそのまま鵜呑みにせず自分で確かめていくことはすごく必要なことだと思います。


時間はないといえ、肉体は死に向かっている。

けれど、わたしの身長は、40才を過ぎたころから少しずつですが伸び続けています。健康診断に行ってちゃんと確認しています。

それに、脳細胞も加齢とともに死滅はしないという研究結果も出されましたよね。

 

世界、いろんなことがあります。
このちっぽけな、たった3%程度しかつかわれていない脳、エゴの世界ではわからないことばかりです。


これからも、このメディスンが、そんな思い込みからつくられた自分を見破り、本来の自分の気づきのサポートになればと思います。

 

というわけで、また!

読んでくださり、ありがとうございます😊