別の領域に住む自分だったらどうするか〜今週のメディスン7/31〜


こんにちは。
今月から覚悟を決めて、いままでとはちがう歯医者さんに通い出したんですが、歯医者さん選び、美容室と並んで自分はなかなか手強いです。

しかし今回の歯医者さん、いつもとちがう視点で選んだせいか、いろいろ興味深いことが起こります。


きのうは歯磨きテストと治療で最後に脈診があり、免疫向上とデトックス、からだ全体の炎症をおさえるための漢方の処方までいろいろあり、なかでもいちばんのトピックは、不思議なおばあさんに出会ったこと。

自分はこれまで、道端や電車のなか、駅のホームなどいろいろな場所で不思議なおばあさん方に出会ってきたのですが、
きのうは待合室でなんの脈絡もなく突然、「あのね、あれはね、」と話しかけられ、「得体の知れない痛み」や「やっぱり頭頂部のチャクラ」「ここ三里」(足三里のこと)、「つまりは波動」そして「安楽死」と、何よりワードセンスがすごくて、
わたしもおお、やばいですね、それはちょっと思いつきませんね、自分もやってみますと食いつきまくったせいか、おばあさんもどんどん濃すぎる情報を繰り出してきて、とても有意義な時間となりました。


次回はどんなことが起こるかな。。
大嫌いな歯医者通いも、幾分楽しみになりました。


さて『今週のメディスン』です。

★『今週のメディスン7/31〜』

テーマ:高度を上げてみる
別の領域に住んでいる自分だったらどうするか。


たとえばわたしがリーディングをするとき、知りたい情報がどの領域にあるかを探すわけですが、どんなふうにしているかというと、「視点」と「呼吸」なんですよね、それをつかってその領域にアクセスしているんです。

もちろん、そんなこと意識してはいないので、いまこのテキストを書くにあたって、どうしてるんだっけ? とあらためてそのときの自分を思い出して言葉にしてみると、ということなんですが、
この「視点」と「呼吸」って、物質、非物質関係なく別の何かをつなぐ、何かとつながるための性質があるんですよね。

また別の器官として筋肉。
たとえば口角を少し上げてみると表情筋が動き「笑顔」になりますよね、けして気持ち的には笑顔じゃなかったとしても、なぜかだんだん楽しい気持ちになってくる、つまり感情と連動してるんですよね。

実際に心理的な影響や免疫を上げる効果なども検証されていて、単なる雰囲気の話ではなく、からだの各部分って、いろんなことにつながってる。

さらにいうと想像力、イメージのちからというのも、とても大きな作用がある。
スポーツ選手のイメージ・トレーニングやがん治療としてのイメージ療法なども有名ですが、これは脳や潜在意識との関連、さらには筋肉、肉体ももちろん影響を受けます。
だから速く走れたり病気に効果があるわけですよね。


で、このご自分のもっている性質をつかって、ちょっとやってみていただきたいのですが、
少しだけ視点を上げてみる。目をいつもより上向き、というか、ちょっと上のほうをみてみる。
これだけで、気分、というか、感覚が変わるのがわかると思うんです。


あるいは少しかかとを上げて背伸びしてみる、爪先で立ってみる。
ぐらぐらするようであれば、壁などにつかまってもOKです。
その状態で、部屋でも外でもいいんですが、いまいる場所の周囲をみてみてください。
すると、やはり、普通に立っているときとはちがう感覚を感じると思うんですね。


そしてその感覚って、ちょっといつもとは視界がちがう、高いところにあるというか、自分のキャパシティがひろがったというか、
普段の自分よりも、なんとなく全体的に大きくなったような、あるいは別の領域にいるように感じるんじゃないかと思うんです。


この感覚で、部屋の様子をみてみると、あれ? なんでこんなもの大事にとっておいてるんだろう、もっとこここうしたいな等々、
なんかものを捨てたくなったり変えたくなったり、感覚の変化、ないでしょうか。

つまり、自分の “高度” を上げてみる。
いつもより少しだけでも高い場所、普段はあきらめていてみることさえしなかった場所、手が届かないと思い込んでいたものや場所にふれてみたら、
自分はどうしていくだろう、どんなふうに振舞うだろう。


そんな視点で、ご自分をみてみていただきたいんです。


この自分というもの。ほんと、広範囲なんです。
わたしは普段、呼吸法やマインドフルネスのクラスを行っているのですが、そのなかでボディスキャン瞑想を行ったときに、「膝の裏側や眉毛なんて、意識したことなかったです」というご感想をいただいたんですけど、
物理的な器官についても、普段まったくノーマークな場所、いっぱいあると思うんですよね。

同時に、少し視点を変えただけでみえる景色というものが、間違いなくある。


というわけで、「実験」です。
前回のメディスンは「こどもの純粋な視点」でした。
今回は、その視点からみる景色を、実現できるだけのちからを備えた「大人の自分」として、実際に体験してみる、そこに向かって動いてみる。

いつもより上の高度にいる自分として、そのイメージ通りに動いてみる、振舞う、とりあえずふりをしてみる、でもいいと思います。

まさに、夏休みの自由研究として、ぜひやってみてください。

失敗も何もありません。
実験なので、いつだって「普段の視点の自分」に戻ることができますから😊

 

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さて、先日に引き続き、新しいサイト関連です。

 

早速セッションのお申し込みをしてくださった方、ありがとうございます!
予定、これからまだ埋まってきますので、カレンダー、ときどきチェックしてみてください。

それとご質問などいただきましたので、セッションに関するQ&Aをまとめました。
こちらも、ご覧になってみてください。

 

というわけで、また。
8月のメディスン、ちょっと今週末立て込んでいるので、週明け、遅くとも火曜日くらいには出せたら、と思います😊