こんばんは!
今日は午後から個人セッションだったんですが、
まさに今週のメディスンの内容でした。
早速いってみます。
◆今週のメディスン10/30〜
テーマ:「頭の中の水槽」を覗き込む
自分を貶める声を解き放つ
たとえば、やりたいことがあって、「こうしたらいいかも」と思ってやってみたらとりあえずうまくいったけど結局続かなくてやめる、とか、
転職したけど同じような状態になって結局やめる、とか、
いろんなことが「結局できない」で終わるとき。
よかれと思ってやったり選んだりしたことって、実は左脳的なアイディア、つまり一般的、誰かが言ってたこと、データベースからのある意味模範的な回答であって、
“いまの、この自分”にあてはまるアイディアじゃないんですよね、あてはまってたらうまくいってるわけだから。
じゃあどうすんの、って話ですよね。
結論からいうと、「自分のほんとの声を聞く」。
たとえば、自分の頭のなかが水槽だと思ってください。
魚が一匹やってきました。口をぱくぱくさせて「自分にはできないよ」と言ってます。また魚がやってきました。「どうせまたうまくいかないよ」と言ってます。
またやってきました。「そんなことやってどうすんの」と言ってます。
またやってきました。「また失敗するよ、嫌な思いをするよ」と言ってます。
その他、各水槽内に棲んでる魚たちのお決まりの言葉があると思うので、それぞれ参照していただければと思うのですが、
とにかく自分にはできないしわかんないから「外に行け、探してこい」というわけです。なぜなら「自分にはわからないし、できないんだから」と。
あるいはこういうのもあるでしょう。
先日の役によって、登場する魚が変わります。
たとえば優等生役の場合。
魚1「全部できなきゃいけないんだから、ひとにたよってはだめ」
魚2「疲れてるなんて言ってる場合じゃないよ、やらなきゃ」
魚3「いつも1番でなくちゃだめ、そのためにはあいつをつぶさないと」
この魚3はエスカレートした状態ですが、この時点で「独裁」とか「支配」とか別の役にスライドしたりもします。
もっといえばこの優等生を支えているのは「劣等感」や「犠牲的精神」であり、基本、みんなたったひとつの役だけではなく、ハイブリッドだと思います。
実はほかでやってる呼吸のクラスでは、先日、この「役」を降りるというテーマでやったんですけど、いただいたご感想のトップは「被害者役」でした。
「優等生役」と若干かぶっている部分もあるんじゃないかと思います。何かを守り、わからしめ、達成感を得る、というような。
ほかの魚例はぜひご自身でみてみていただきたいんですが、
とにかく、こうして、わたしたちはあきらめちまうんですよ、自分のこと。
こわしちまうんですよ無自覚に、自分だけでなく他者や関係性を、世界を。
頭のなかの水槽、まずは上から眺めてみてください。
どんな魚がいるのかな、って。
そして、全部解き放ってみてください。
自分を少しも楽しませず、和ませず、苦しめ追い詰めるばかりの声なら。
そもそも聞く必要がないんですよね、だってエネルギー、奪われるでしょ、からだのちから、抜けるでしょ、もしも奮い立たせる声があるならそれは地獄の業火ですよ、だって、傷つくでしょ誰か。
もちろん自分自身も。魂がしぼむよね。
それがほんとに望んでることじゃないのなら。
望んでない役のセリフを吐く魚たちを、どうぞ解き放ってください。
あるいは、その魚たちの声をスルーして、もっと自分の奥に目を凝らしてみて。
すると、ほんとに必要なことを教えてくれる魚たちが、
ずーっとそこにいたことに気づく。
その魚たちの声は、いつだってこころをあたたかくさせて、楽しくさせてくれる声。
ほんとはいつでも、そこで優雅に泳ぎながら、見つけてくれるのを待っていたことがわかります😊
というわけで、ぜひ、ほんとに聞きたい声が、自分のなかに響いているのに気づいてくださいませ。
ちなみに、「自分の声を聞くワークショップ」、12月にやる予定です。
そちらは決まり次第、お知らせしますね。
それではまた。
11月のメディスン、近日出しますね。