「何もしないこと、ゆだねることの力」〜今週のメディスン2/19〜


こんばんは!
早速メディスンです。

 

★『今週のメディスン2/19〜』

テーマ:「何もしないことの力」
ただまかせる、ゆだねてみる
からだの声をきく


ちょうどワークショップが終わったところなんですけど、すごい!
何もしないことの力、まさに今回のテーマでした。
参加してくださった方々、もしこれを読んでくださっていたら、
一切意図してカードを引いたわけではないこと、
信じてくださいませね😆

やっぱりすごいな〜〜〜、って思いますね。

 

さて、この「何もしない」は、おきまりの「頭の声=思考、エゴ(ワンちゃん)」のおしゃべりにしたがわない、
「早くなんとかしなければ」についていかない、ということ。

頭であれこれ考えて、迷って、どうしたらいいだろうとまた考えて、

あんな思いもあるし、こんな思いもある、
どうしたらいいの、どっちを信じればいいの?

と、右往左往しない、そもそもそれらの声を鵜呑みにしない、
ただただ「そんなふうに思ってるんだね」と、
その “頭の声=思考” にウンウンと頷き、ヨシヨシ、となだめ、
見守ってあげるということ。

そして、その声の通りに動かない、何もしないでただゆだねる、
起こってくることを起こるがままにまかせ、
すべてを信頼して待つ 、ということ。

“頭の声” は、いつも自分を脅かす考えを提案し、
あせりや不安ばかりを抱かせ、
おそれさせ、
一思考(いちしこう)を大問題に発展させ、
早くなんとかしなければ、とせかします。

そしてすぐに結果を求め、
思うような展開にならないと怒り、責め、
さらにおまえ/あいつはだめだ、
こうしないとだめなんじゃないか?
もっとひどいことになるんじゃないか?
とさらに脅しをかけ、
より不安や不足感を助長し、恐怖をもたらし、
早くああしろこうしろ、あれをやらなければ、こうしなければと
自分を追い詰めます。

休ませてくれません。
つらくても何かをさせようとします。
早くやらなければ、できないお前はだめだと責めます。
ひとの目を気にさせます。
失敗をゆるしません。
もっとやれ、もっとやれ、と、
いったい何をどこまでやればいいのか教えてくれないくせに、
ただただ走らせます、あせらせます、責め抜きます。


そんな声についていって、果たして素晴らしい未来を経験できるでしょうか。
そもそも、ここちよく生きられるでしょうか。
その声の先にあるものは、なんなのでしょうか。
ほんとうに望んでいることは、なんだったでしょうか。


何もしないでみてください。
その声にしたがわずに。

お天気のいい日には、太陽を浴びて、
その光のまぶしさ、美しさ、あたたかさを感じて、
寒い日にはあたたかく過ごして、
自分をあたためてくれる空調や、毛布や、
ニットのやわらかさ、ダウンジャケットのあたたかさを感じて、
はちみつをたっぷり入れたミルクティーや、
よい香りのコーヒー、その湧き立つ湯気の曲線や、
わたしたちをここちよくさせてくれるもの、
その感覚を知っているからだ、そのぬくもりにゆだねて、
その感覚のリアルこそを信じて。


そんなふうに、
ちょっとだけ、その視線を頭の声から離して、
ちょっとだけ、目の前の何かをみてみたら、
あなたをいますぐにでもここちよくさせてくれるものが、
実はたくさんある、あふれている。


どうぞ、気づいてください。
“頭の中から外に出て”、とてつもなく大きくひろがる世界に。
なんにもないけど、同時にすべてをたたえた、限りのないスペースに。

そして、そこにゆだねて。


というわけで、また!