「全部抱く、愛でる、遊ぶ!」〜今週のメディスン12/11〜


こんにちは! 
さすが12月、というわけではたぶんないと思うんですが正直心太状態、あるいはわんこ蕎麦状態、これは忙しいアピールではなくツケです、積ん読のなだれです、積んだ覚えはないけれど、自分なりに読んできたつもりなのだけど、
いやそれはちがうんだ、ひとつひとつきっちり読み食べしなかった自分の責任、持てない荷物を持てると過信した責任なんですよね😊


と、自分の物語の朗読が止まらなくなるどころかこうしてまた積み上げてしまうので、とにかくいきます。

積み上げてしまいがち人間が送る、今週のメディスンです。

 

◆今週のメディスン12/11〜
テーマ:全部抱く、愛でる、遊ぶ!
起こることすべてを愛しむ。楽しみにかえる視点と所作

 

今週も、わざわざ説明するまでもなく↑のテーマの通りです。

避けても無理なんですよ、なぜってそこにあるんだから。
もっといえば避けるためのスペース、どこまで拡張できるでしょう。

スペースの拡張、で、いま思い出したんですけど、まだ10代のころだったかな、大学生の先輩の家に遊びに行ったときの衝撃。

たしか哲学とか人間学とかを専攻されていたと思うんですがまあ本と紙の山ですよ、ブック&ペーパーブロックマウンテンですよ、囲まれて、ほんとに人間ひとりだけがすわれるスペースがまるでぽっかりと開いたマンホールのように、
あるいはこれから何かを植えるために焼いた畑の跡のような、
けれどとっても小さな土地がありました。

「どうぞ座って。って座れないよね(笑)」と先輩は言い、ほんとねえ、あの小さなケースに数字が入ってて移動して順番に並べるパズルみたいなのがあるじゃないですか、
あんな感じで丁寧にブロックをスライドして二人分のスペースをつくったんですよね、
で自分、感動してしまって、そしたら「こうやって毎晩寝るスペースつくってるから!」と言ってました。

ちなみに女子です。女子大生です。


そう、避けたとてそこはそこ、なにごともなかった、別の素敵な時空間へとワープできるわけではないんです、スペースは限られている、つまりそのブロックは消えてなくなるわけではない、自分が表へ運び出さない限りは。

だとしたら避けない、見ないふりをしない、全部抱くんです、忌み嫌い敵のように扱うのではなくまたどうにもできないのだと嘆きあきらめるのではなく、抱いて、愛でて、遊びにかえてしまおうじゃないかという提案です。


そして分かち合う。
起こることすべて、起こったことそれごとギフトに換え誰かとシェアする。
いらないものでいっぱいのスペースではなく、よろこびや楽しさ、遊びのスペースのほうを拡張し合う。

それ、めっちゃ素敵じゃん✨✨


自分の周囲を見たくないものにしてしまうか、
それとも遊びのアイディアの宝庫にするか。
それは全部、自分が決められることなんですよね。

 


というわけで、また!

ちなみに件の先輩は、あるとき突然音信不通になり、数年後、突然電話をくれたんですけど、被災地でボランティアをやっているとのことでした。
わたしはひとの役に立つことをしたかったみたい、と。

先輩、あの部屋を出たんだなあ、本に埋もれて圧死とかしてなくてよかった、
としみじみ思ったことを思い出しました😊